連休最終日の5月6日。山猫さんとU氏といつもの三浦半島南端部を漕いだ。
昨年9月、カヤックのスキンを張り替えた直後、塗装が甘くて半分水船になりながら必死に漕いだことがあった。この日は、それ以来の必死漕ぎになった。
当然カメラを構えることなんかできるはずもなかったので、必死漕ぎの画像はない。
帰港直後に風速を測ってみたところ、最大瞬間で11m、平均だと5〜7mぐらいだった。
その後も風は上がり続け、1時間後ぐらいに測り直すと、最大瞬間で16m、平均だと7〜9mぐらいになっていた。
ってことは、やはり私たちの状況判断が甘かったと推測される。
城ケ島左回り一周を目論んだが、三崎港の西端の灘が崎から眺めてみて島の南側は厳しいだろうと判断し引き返した。それから水っ垂れのスロープ周辺でしばらく遊んだ。この時、ここに寄らず、そのまま帰港していたら、多分、もう少しはマシな海況の中を戻れたと推測するということ。
だれも沈はせず(しても救助はほぼ不可能だった)、ケガもなく戻れたことが何よりだった。
時々、荒れた海況でのパドリングをあたかも競い合うような話を目にすることがあるが、私は無意味だと思っている。
ひとそれぞれが漕ぎ抜くことができる過酷度というのは、個人の漕力・その日の体調や精神状態・カヤックの特性・装備の状況等という人間側の条件はもちろん、気象や地形によって変化する風の吹き方・同様に変化する波やうねり等、実に様々な要素によって影響されるという話なのだ。職業冒険家ならいざ知らず、あくまで遊びのカヤッキングで命を懸ける意味はない。
やっぱり海は楽しくなくっちゃ、ね。
こう見ると、それほどには見えないんだけど、この後が必死だった。

そうそう。風速計による実測と、感覚的な風速にはかなり隔たりがあるというのが、この間の私の実体験。だいたい感覚の方が強めになる。波高もそういう傾向がある。
風速が、最大瞬間で11m、平均で5〜7mは、色んな意味でカヤッキングの限界だと思う。
あ、さらに、楽しく海を遊ぶにはルールも必要。
昔みんなで決めたローカルルールがあるので、興味のある方は参照のほどを↓。
http://members.jcom.home.ne.jp/mpssn/