2011年 05月 07日
ささやかだけど |
どうせ出かけるのなら、少しでも社会的に何かの足しになるような方向性でと悩んでいて、思いついたのが、器を勉強しにずっと通っている益子と笠間の陶器市に行くことだった。
計画は一泊二日。ところが、泊まる場所が見つからない。益子周辺の宿泊施設はそれほど多くなく、問い合わせしたところはどこも満室。笠間は益子から30kmほどだが、こちらの方が震災被害が大きく、宿泊施設の復旧が間に合っていない。茂木など、他の施設も問い合わせしてみたが、今一つだった。
結局道の駅で車中泊ということになった。もっとも、ウチは必ず超臆病犬同伴なので、宿に泊まっても私はその犬と車中泊になる。だから、実際にはそれほど大きな差はない。地域への貢献は陶器を買うことでしようと決めた。
5月1日、8時発。のんびりと下道を行く。多摩を抜け小金井街道から志木街道、国道4号線、下妻へちょっと走ってあとはずっと北上を続ければ益子だ。着いたのが13時。
今までは人出がない時期に来ていたので、こんなに人がいる益子は初めてだった。でも、行きつけの酒屋さんで聞いた話では、いつもはこんなもんじゃないとのこと。決して手放しで喜べる状況ではないのだ。
県道230号線沿いに陶器店が集められた通りがあって、今回は通り沿いに様々な窯元さんたちもテントで出店していて、見て回るだけでもかなり面白い。私たちはそれぞれ目的のモノを考えていて、器に呼ばれたらその店をチェックしておいて、懐具合が許す範囲でできるだけ購入しようと決めていた。
そんなこんなで4時間・3往復ぐらいしただろうか。呼ばれるものも見つけて購入。この日の宿泊予定地、道の駅「はが」へ向かう。夕食は途中のスーパーで買い出し。道の駅「はが」は温泉付きで、駐車スペースもかなりあって、なかなか快適だった。
翌2日。近くの五行川沿いに桜が咲いているのが見えたので、小一時間ほど犬と散策。田植えも始まった田園風景が目に心地良い。
ゆっくりと仕度をして笠間に向かう。
益子周辺もそうだったが、笠間あたりでも目に付いた震災の爪痕。
物見遊山気分でカメラを向けたくはなかったが、立ち寄ったコンビニ前で心の中で頭を下げながら撮影させてもらった。かなり多くの家の屋根にはまだブルーシートがかけられたままだったし、家財の損傷も含めて、各自が行わなければならないのだろうと想像すると気持ちが重くなった。
笠間には9時過ぎに着いた。こちらは陶炎祭(ひまつり)という。益子と違って茨城県笠間芸術の森内のイベント会場に窯元さんたちや販売店さんたちが一堂に会して行われる。
まだ時間は早いのに、けっこう駐車場が埋まっている。会場までは10分ぐらい公園内を歩くのだが、起伏のある芝生や林もあって、気持ちの良い散策になる。
会場に入ってその規模にちょっとびっくり。全部で200程のテントが二重三重の円を描くように配置されていて、なかなか見ごたえがありそうだった。
ここでも、4時間ぐらいぐるぐる回って、途中献血(?!)なんかもしながら、呼ばれた器を購入。昼食代も使い果たし、帰路についた。
もちろん下道で、それでも往路とほぼ同じ時間で帰宅できた。
最終的に購入した器は全部で18点。特価品も多かったが、掘り出し物だと思う。もちろん奮発したモノもある。こんなに買い込んだのは初めてで、ふたりしてとても満足している。
ごく一部を紹介。
益子で一番始めに呼ばれたビアマグ。
これもビアマグ。益子で最後に呼ばれたモノ。
こっちは笠間で最初に呼ばれたビアマグ。
あ、器の表面が白っぽく見えるのは、冷凍庫に入れてあるので、表面が結露しているため。
笠間のぐい飲み。女房殿はこれのワイングラスを購入した。
計画は一泊二日。ところが、泊まる場所が見つからない。益子周辺の宿泊施設はそれほど多くなく、問い合わせしたところはどこも満室。笠間は益子から30kmほどだが、こちらの方が震災被害が大きく、宿泊施設の復旧が間に合っていない。茂木など、他の施設も問い合わせしてみたが、今一つだった。
結局道の駅で車中泊ということになった。もっとも、ウチは必ず超臆病犬同伴なので、宿に泊まっても私はその犬と車中泊になる。だから、実際にはそれほど大きな差はない。地域への貢献は陶器を買うことでしようと決めた。
5月1日、8時発。のんびりと下道を行く。多摩を抜け小金井街道から志木街道、国道4号線、下妻へちょっと走ってあとはずっと北上を続ければ益子だ。着いたのが13時。
今までは人出がない時期に来ていたので、こんなに人がいる益子は初めてだった。でも、行きつけの酒屋さんで聞いた話では、いつもはこんなもんじゃないとのこと。決して手放しで喜べる状況ではないのだ。
県道230号線沿いに陶器店が集められた通りがあって、今回は通り沿いに様々な窯元さんたちもテントで出店していて、見て回るだけでもかなり面白い。私たちはそれぞれ目的のモノを考えていて、器に呼ばれたらその店をチェックしておいて、懐具合が許す範囲でできるだけ購入しようと決めていた。
そんなこんなで4時間・3往復ぐらいしただろうか。呼ばれるものも見つけて購入。この日の宿泊予定地、道の駅「はが」へ向かう。夕食は途中のスーパーで買い出し。道の駅「はが」は温泉付きで、駐車スペースもかなりあって、なかなか快適だった。
翌2日。近くの五行川沿いに桜が咲いているのが見えたので、小一時間ほど犬と散策。田植えも始まった田園風景が目に心地良い。
ゆっくりと仕度をして笠間に向かう。
益子周辺もそうだったが、笠間あたりでも目に付いた震災の爪痕。
物見遊山気分でカメラを向けたくはなかったが、立ち寄ったコンビニ前で心の中で頭を下げながら撮影させてもらった。かなり多くの家の屋根にはまだブルーシートがかけられたままだったし、家財の損傷も含めて、各自が行わなければならないのだろうと想像すると気持ちが重くなった。
笠間には9時過ぎに着いた。こちらは陶炎祭(ひまつり)という。益子と違って茨城県笠間芸術の森内のイベント会場に窯元さんたちや販売店さんたちが一堂に会して行われる。
まだ時間は早いのに、けっこう駐車場が埋まっている。会場までは10分ぐらい公園内を歩くのだが、起伏のある芝生や林もあって、気持ちの良い散策になる。
会場に入ってその規模にちょっとびっくり。全部で200程のテントが二重三重の円を描くように配置されていて、なかなか見ごたえがありそうだった。
ここでも、4時間ぐらいぐるぐる回って、途中献血(?!)なんかもしながら、呼ばれた器を購入。昼食代も使い果たし、帰路についた。
もちろん下道で、それでも往路とほぼ同じ時間で帰宅できた。
最終的に購入した器は全部で18点。特価品も多かったが、掘り出し物だと思う。もちろん奮発したモノもある。こんなに買い込んだのは初めてで、ふたりしてとても満足している。
ごく一部を紹介。
益子で一番始めに呼ばれたビアマグ。
これもビアマグ。益子で最後に呼ばれたモノ。
こっちは笠間で最初に呼ばれたビアマグ。
あ、器の表面が白っぽく見えるのは、冷凍庫に入れてあるので、表面が結露しているため。
笠間のぐい飲み。女房殿はこれのワイングラスを購入した。
by arluk18
| 2011-05-07 10:14
| 日々