2012年 10月 05日
大地震は |
先月の下旬から家の耐震補強工事が始まった。
築四十数年だと、今の耐震基準にはまったく追いついていないのはわかっていた。それで、この前の3.11の時も傾きが増して、笑い話にしていたうちは良かったのだが、続々と巨大地震の可能性や被害想定なども出るようになって、笑っていられなくなってしまった。調べてみると、自治体に制度融資があって、それなら補助金が出るうちに何とかしようと考えた。
住んでいながら進める工事なので、できるだけ生活に直接関わらない押入などの中に工事を施すのだけれど、それでも片づけが必要になった。
この片づけが、かなり大変なのだ。
何せここに住み着いて二十数年。ふたりとも整理整頓に関しては、決して上手とは言えない人間なので、あっちこっちの隅っこにその二十数年が積もっていたわけだ。
とくに大変なのが、紙モノ。本だの雑誌だの、今まで関わってきた色んなことの資料だとか、小学校からの学校生活の諸々まで、出てくるわ出てくるわ・・・。
できるだけ中身を精査しないで分別したが、それでもざっと眺めるぐらいはしなければならない。人間というのは不思議なもので、その程度でも、ちゃんと記憶が呼び覚まされるのだ。
小学校から中学校、高校、大学、その後の職業遍歴まで、順不同で四十ウン年を追体験することになった。いやぁ、疲れた。
自分でも意外だったのは、大学ではほとんど勉強などしなかったと思い込んでいたのが、色々とノートなどが出てきて、それなりにちゃんと勉強していたということがわかったこと。学友のレポート丸写しなんて記憶もあるけれど、考えてみれば、曲がりなりにも卒業できたってことは、必要な単位は取得したということなのだ。
そこで受けた教育はほとんど今に生きていないので、だから勉強した記憶も薄れてしまったんだろうと思う。
ちょっと感慨にひたらせてもらった後、その手の紙類はほとんど資源として役に立ってもらうことにした。
築四十数年だと、今の耐震基準にはまったく追いついていないのはわかっていた。それで、この前の3.11の時も傾きが増して、笑い話にしていたうちは良かったのだが、続々と巨大地震の可能性や被害想定なども出るようになって、笑っていられなくなってしまった。調べてみると、自治体に制度融資があって、それなら補助金が出るうちに何とかしようと考えた。
住んでいながら進める工事なので、できるだけ生活に直接関わらない押入などの中に工事を施すのだけれど、それでも片づけが必要になった。
この片づけが、かなり大変なのだ。
何せここに住み着いて二十数年。ふたりとも整理整頓に関しては、決して上手とは言えない人間なので、あっちこっちの隅っこにその二十数年が積もっていたわけだ。
とくに大変なのが、紙モノ。本だの雑誌だの、今まで関わってきた色んなことの資料だとか、小学校からの学校生活の諸々まで、出てくるわ出てくるわ・・・。
できるだけ中身を精査しないで分別したが、それでもざっと眺めるぐらいはしなければならない。人間というのは不思議なもので、その程度でも、ちゃんと記憶が呼び覚まされるのだ。
小学校から中学校、高校、大学、その後の職業遍歴まで、順不同で四十ウン年を追体験することになった。いやぁ、疲れた。
自分でも意外だったのは、大学ではほとんど勉強などしなかったと思い込んでいたのが、色々とノートなどが出てきて、それなりにちゃんと勉強していたということがわかったこと。学友のレポート丸写しなんて記憶もあるけれど、考えてみれば、曲がりなりにも卒業できたってことは、必要な単位は取得したということなのだ。
そこで受けた教育はほとんど今に生きていないので、だから勉強した記憶も薄れてしまったんだろうと思う。
ちょっと感慨にひたらせてもらった後、その手の紙類はほとんど資源として役に立ってもらうことにした。
by arluk18
| 2012-10-05 17:23
| 日々