2018年10月14日(日)横瀬島〜城ケ島1周 |
海はほとんど風も波もない。雨はほんの時々顔に当たる程度。
そそくさと準備をして8時半には出艇。メンバーはYoshida氏とU氏と3艇。とりあえず横瀬島へ。どよんとした空模様だが、海上はそれほど悪くはない。
横瀬島は、この前来た時とそれほど変わらず。この間のトンでも台風の影響はそれほど大きくなかったようだ。少しゴミ狩り。
城ケ島へ。海水温は22.5度で、上陸しているより漕いでいる方が暖かい。気温との差があるので蜃気楼も見えている。
南寄りへの流れがあって沖へと流される。毘沙門の灯標や定置網のブイを使って山立てをしながら針路を維持する。
赤羽根海岸にテントとタープが張られていた。カヤック2艇で来て1泊したようだ。寒鯛ヶ崎の潮吹き岩は潮位が高過ぎて吹き方がイマイチ。ゴミはそれなりに吹き寄せられている模様。今回はすましと海岸を目指す。
赤羽根崎には高潮時に通れる通路があるはずとしばらくウロウロ。U氏が果敢に挑戦するが、底付してポーテージ。
すましと海岸でゴミ狩り。台風の影響か、馬の背同門前の砂がさらわれて、岩や石がむき出しになっている。
ゴミは、今回は少なく、細かいプラスチックなども拾って40L×3個。ただ、PETボトル中心の時よりずっと重い。しばらく休憩。
ゴミ袋をひとつずつスターンにくくりつけて西へと向かう。
長津路あたりでは、少し波に遊んでもらう。
三崎港内は、拍子抜けするぐらい穏やかな雰囲気。
思えば、10年前ぐらいには大型漁船の入港も時々見られたが今は激減し、1日数回西側を往復する定期観光船もなくなった。そんな状況で、こそっと通過するだけのシーカヤックを排除して、いったい何の意味があるのだろう。
城ケ島大橋の辺りでカヤックを2艇発見。ちょっと声掛けをしたら、ローカルルールについてのカヤッカーの自主判断という話も知っていて、様子を見に来たのだそうだ。これから城ケ島の外側を回って葉山までもどるとか。
昼過ぎ、宮川帰港。いつもの入り江に入る時、曇っていて海面下が見難くて、船底を岩に擦り3ヶ所穴が開いてしまった。
それでも、風雨予報が外れてくれたおかげでとても充実した海上散歩ができた。
空はどよん。
パドリングは快適。
いつもの横瀬島。
毘沙門の灯標には、ウミウが来ていた。
城ケ島の植生も台風の塩害で枯れが目立つ。
こんな感じは初めてかも。
プラスチックゴミって意外に重いのね。