2007年 10月 11日
いずれまた・・・ |
その時々によって興味の強弱があるのは仕方がないことだとは思う。でも、使われてしかるべき道具が放ったらかしで長年埋もれているのは大変心苦しいことでもある。わが家にはそういう道具がいくつか(も?)ある。未練を断ち切って売ってしまうなり整理をするのもひとつの方法なんだろうが、どうも色々とずるずる引きずって生きる性格のようだ。
フルート。中学の時、手が届かないことがわかっていたので一番はじめは簡易フルートを買ってもらってはじめた。もちろん教室に通うほど豊かではなく教則本で独学。もっとも、小学校の音楽の先生が超スパルタで、授業中に黒板の前で罵倒され泣かされたことがあって、そのため音符はトラウマになっていて運指だけを覚えてあとは耳で拾って好きな曲だけ吹いていた。当然技術的には全然ダメ。
それでもその後ちゃんとしたフルートを買ってもらったのだけれど、どうしてか無くしてしまって、進学してからアルバイトをしてこれを購入。一応頭部管は銀製なのでグレードは下から3番目ぐらいではあったと思う。これを手に入れてはじめて息を吹き込み音を出した時、身震いをしたことを今でも覚えている。楽器においては、価格の違いが音の違いであることを知った。
失恋をきっかけに、そのころ流行っていたナベサダの「モーニングアイランド」をFMラヂヲからカセットテープに録音し、一音ずつ拾って覚えて吹いたなんてこともあった。
その後出会った女房殿はヴァイオリンを多少たしなんでいて(ホントに多少だったので助かった)、結婚式で、いわゆる「はじめての共同作業」というヤツにヴァイオリンとフルートで「翼をください」を合奏することになった。式の前夜、ケンカ半分で特訓したのは今となってはいい思い出だったりする。
学校の先輩に、変わった楽器を作ったり、通勤時に駅頭で適当な演奏をしている変人がいるが、彼に言わせると「練習なんかするな!」だそうだ。確かに、楽器というのは、本当はもっと気軽に楽しめるものなんだろうと思う。
技術や楽器のグレードがどうであれ(高いにこしたことはないが)、自分で音を出すことが楽しくないはずはない。あくまで「音が苦」ではなくて、音・楽なのだから。
フルート。中学の時、手が届かないことがわかっていたので一番はじめは簡易フルートを買ってもらってはじめた。もちろん教室に通うほど豊かではなく教則本で独学。もっとも、小学校の音楽の先生が超スパルタで、授業中に黒板の前で罵倒され泣かされたことがあって、そのため音符はトラウマになっていて運指だけを覚えてあとは耳で拾って好きな曲だけ吹いていた。当然技術的には全然ダメ。
それでもその後ちゃんとしたフルートを買ってもらったのだけれど、どうしてか無くしてしまって、進学してからアルバイトをしてこれを購入。一応頭部管は銀製なのでグレードは下から3番目ぐらいではあったと思う。これを手に入れてはじめて息を吹き込み音を出した時、身震いをしたことを今でも覚えている。楽器においては、価格の違いが音の違いであることを知った。
失恋をきっかけに、そのころ流行っていたナベサダの「モーニングアイランド」をFMラヂヲからカセットテープに録音し、一音ずつ拾って覚えて吹いたなんてこともあった。
その後出会った女房殿はヴァイオリンを多少たしなんでいて(ホントに多少だったので助かった)、結婚式で、いわゆる「はじめての共同作業」というヤツにヴァイオリンとフルートで「翼をください」を合奏することになった。式の前夜、ケンカ半分で特訓したのは今となってはいい思い出だったりする。
学校の先輩に、変わった楽器を作ったり、通勤時に駅頭で適当な演奏をしている変人がいるが、彼に言わせると「練習なんかするな!」だそうだ。確かに、楽器というのは、本当はもっと気軽に楽しめるものなんだろうと思う。
技術や楽器のグレードがどうであれ(高いにこしたことはないが)、自分で音を出すことが楽しくないはずはない。あくまで「音が苦」ではなくて、音・楽なのだから。
by arluk18
| 2007-10-11 22:31
| 日々