キミはとってもステキだっ! |
日曜日にいつものように海に出かけた時のことだ。三浦市内のあるコンビニの前で信号待ちで停車し、ふと目を移すと、反対側の歩道をこっちに向かって歩いてきた女子高生がすっとしゃがみ込んだ。見るともなく見ていると、数歩進んでまたしゃがみ込む。そんなことを繰り返しているのだ。
何をしているんだろうと注視してみて、わかった。歩道のゴミを拾っていたのだ。
思わず車の中で叫んでしまった。「キミはエラい!褒めてあげたい!」とっさにサイドウィンドウを開けて叫ぼうとしかけたが、ヘンなおぢさんとしか見られないだろうと内なる声が聞こえ、すんでのところで思いとどまった。
でも、女房殿とふたりでしばらく車内は興奮状態だった。
私たちは海では「ゴミ狩り族」と称していつもゴミを拾って歩いているが、陸ではなかなかできないでいる。犬の散歩時にちょこちょこっと拾う程度だ。
くだんの彼女も、もしかすると歩いて行く先にあったコンビニのゴミ箱をあてにして拾っていたのかもしれないが、それでもそんなふうに考えて行動することがすごいと思った。
うん。最近の若い者たちは捨てたもんじゃないゾ!