栄枯盛衰 |
はじめて滑る屋外の400mトラックは、実に広々としていた。氷も製氷の努力や高原にあるという環境のおかげか、固くて良い感じだった。
お客さんは多かったと思うが、リンク上はまったく混雑を感じない。昼少し前までトラックの内周がスピードスケートの練習用に区切られていたにもかかわらず、だ。しかも、トラックの内側の一部に練習用の区画があって、フィギュア少女やホッケー親子が練習していた。
今回ここへ来るきっかけを作ってくれた山猫さんがそこで練習を始めたので、私もそこへ入った。フォワードのクロスオーバーを少しでもできるようになりたいと思っていたので、山猫さんにコツを教わり、見様見まねで練習。
2時間ほど滑って、それでも外エッジに乗る感じが少しだけわかってきて、クロスオーバーもなんちゃってぐらいはできるようになってきたところで終了。
それにしても、こんな良い施設をどうして閉めるんだろう。設備の維持管理費の問題らしいが、アイススケートがせっかく盛り上がってきているのだから、なんとか存続できないのだろうかと、少し寂しい気持ちになった。
帰りは浅間温泉内でおいしいソバを食べ温泉に浸かり、松本城をぐるっと散策して帰路へ。
実は新婚旅行の一泊目に浅間温泉に泊まっていたことを忘れていて、女房殿に指摘されてしまった。松本城もちゃんと寄るのは数十年ぶり。

公園内にあった松本城の来歴を読んでみたら、史跡だとは言っても残そうとしなければ残らないということがよくわかった。